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当院の肛門外科について

肛門外科は外科の一分野で、肛門の専門治療を行う診療科です。

当院の肛門外科について

肛門科診療内容

・内痔核/外痔核/痔瘻

・肛門周囲膿瘍/肛門周囲そう痒症

・肛門がん/直腸がん

こんな症状の方が受診しています

・肛門に痛みや出血、膿がでるなどの症状が現れた方

・お尻(肛門)のトラブルで人知れず悩んでいる方

肛門科の豆知識!~血便の原因~

個人差はあるものの、排泄は日常生活では欠かせない生理現象です。その便にもし血が混じっていたら、ストレスや痔なども考えられますが、大腸がんの危険性も考えられます。

ここではその見分け方をご紹介します。

痔が原因の場合

いぼ痔は、肛門からぽたぽたと垂れたりトイレットペーパーに付着する程度のものから、便器が血で染まるほどの大量出血となる場合があります。

切れ痔は、トイレットペーパーにわずかに付着する程度ですが、いぼ痔と違い激しい痛みがあります。

いずれも『赤い鮮血』です。

大腸がんの場合

大腸がんには『結腸がん』『直腸がん』の2つがあります。

『結腸がん』は小腸に近い結腸にできるため、水分を多く含んだ柔らかい便がでます。初期の段階では下痢や便秘といった症状はほとんど起こりません。また、血と便が混ざりやすいため、便の色が黒く変色します。

『直腸がん』は肛門に近い場所にできるがんです。直腸がんができると下痢をするようになり、いくら排便をしてもすっきりしません。直腸まできた便は水分も少なく、便と血液が混ざることがないので、便の表面にこびりつくような血の塊を確認できます。

切れ痔より奥で出血しているため、血は赤黒い色をしています。

しっかりと排泄を行い大腸がんを予防しましょう

体内に長く便が留まっていると、悪玉菌により便が腐敗し、発がん性物質が発生すると考えられています。食物繊維を多くとり体内の便をスムーズに排泄し、体内に便が留まる時間を短くすることが、大腸がんの予防につながります。

また、食物繊維を含んだ便は柔らかく、スムーズな排泄は肛門にも負担をかけないので、痔の予防にもなります。

上記の原因だけで「自分はがんじゃない」などの自己判断を行うのは非常に危険です。少しでも疑いがある時は必ず病院で検査を受けましょう。

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